M422(米海軍 初採用の1920年代 G-1 最初期モデル)

G-1 最初期モデル M-422 ムートンボア、ラベル
扇形タロンジッパー
G-1 最初期モデル M-422 M-422
M-422 袖リブ
M-422 ミルスペック ラベル

G1として後に長く継承されていくモデルのFirst TypeであるM422
BuAERO(米海軍航空局)によって1920年代から1930年代初期にかけて試用が行われ
米海軍が初めて採用したIntermediate 用FLIGHT JKTです。
人類の飛行が開始されてから、100年以上経ちますが、1930年代にこのM422の支給が開始されてから
基本的デザインは変わる事無く、人類の飛行史上、最長期間愛され続けたモデルとなります。

あるFLIGHT JKTの本では M422 の事を、フライトジャケットに関する関連書籍の中では、
『存在は確認されているが現物を目に出来なかった物で世界初公開』とか、
『その実物は極めて発見しにくく、日本で存在が確認されているのは、東京
「中田戦争博物館」に展示されている一着のみである』と、紹介している程の物なんです。
実は rivetにも有るんです!!!!!!

ここで、簡単なG-1の変更、改良の歴史を!!
M422、1920年代、G-1の元祖で、このページでご紹介しているM422が誕生!

M422A、1930年代、 エリ部分、ペンポケット、ライニングの縫製などが一部変更。

AN 6552、1940年代、M422を基礎に、米海軍航空隊と、陸軍航空隊の双方に於ける
使用を目的にSpecを変更、Spec上のANとは、Army(陸軍)/Navy(海軍)を示す。

AN-J-3A、1940年代、使用素材の変更などで、Spec変更、この時代は、Horsehide(馬革)を使用。

55J14、1950年代、初めてG-1のType名が、名付けられる、また硬い、Horsehideから、
柔軟な革質である、ゴートスキン(山羊革)に戻されるなどのDetailを変更。

MIL-J-7823、1950年代、それまで、陸軍省と海軍省で、個別に制定物品生産の要求仕様を、
軍事仕様(ミルスペック)として制定した為、G-1シリーズ初のミルスペック・モデルが誕生!

MIL-J-7823D、MIL-J-7823の後、MIL-J-7823A→MIL-J-7823B→MIL-J-7823Cと
細かな変更を重ね、60年代後半のMIL-J-7823Dになると、やや薄手で、よりしなやかに処理された
ゴートスキンに変更、またボアを、それまで、羊革のムートンを使用して来たが、このモデルより、
人造(アクリル等)を使用する事に!その後も、湾岸戦争でも使用されるなど、G-1は、
米海軍に愛され続けた、息の長いモデルとなります。

2006/10/15・TV番組・情熱大陸で登場予定!!詳細は、rivet blogで!!!

G-1シリーズ 関連項目:M422(Here)M422AMIL-J-7823

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